患者さんの体の不安を解消~「鬼手仏心」を経営理念に~
2021/08/26
当院は、先代の父が昭和55年に新潟県府屋で「富樫接骨院」として開業しました。
私自身、人の役に立つ仕事をしたいと思い、父の影響もあり整骨院の仕事がしたいと思うようになりました。専門学校卒業後は、仙台の接骨院で9年間修業し、技術と心構えを学びました。その時の恩師の心得「鬼手仏心」が今の経営理念です。理由は、施術に遠慮があれば、症状が分からないからです。
地元に帰り父の整骨院を手伝い、事業に携わりながら修業を積み、平成25年6月に事業承継を行いました。
昨年6月、店舗を鶴岡市長者町へ移転し、仙台で修業していた初心の頃に戻って営業したいと思い、仙台にちなみ「あおば接骨院」と改名しました。移転後も、以前からの患者さんが府屋や鼠ヶ関など遠いところから来院下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。現在では新規の患者さんも増えており、徐々にではありますが地に足がついてきたように思います。
当院は、体を柔らかくすることで負担を軽減する施術を得意としており、患者さんを治すために、心は優しく施術は遠慮せず力を込めて行い、機具を導入することで、患者さんがより実感しやすい施術を心掛けております。
昨年から、コロナウイルスの影響で来院患者が減少し、苦しい状況が続いています。しかしながら、入口にアルコールスタンドを設置するなど感染対策を施し、患者さんが安心できる環境を整えています。また、持続化給付金や家賃支援給付金の申請を、商工会からサポートいただき、乗り切ることができています。
商工会からは、日々の記帳や確定申告のサポートもしていただいており、今後も事業規模拡大のため、事業計画の作成などサポートしていただきたいです。
これからも、全ての患者さんに誠心誠意対応させていただき、培った知識と経験を活かし、幅広い年齢層から愛される接骨院を目指します。
代表 富樫 吉勝さん
店舗外観
穏やかな雰囲気の診療室
経営支援員より
いつも穏やかな店舗内の雰囲気は、富樫さんの人柄がよく表れていると思います。
商工会ではこれまで、経理や税務の支援をさせていただいておりました。
今後は、移転した事による新たな構想を実現させるための支援を希望されております。
業界の流れが大きく変わりつつありますが、技術と人柄を活かしたサービスを追求していただき、富樫さんの新たな夢の実現に向け、全力で応援させていただきます。
出羽商工会 経営支援員 松田和樹