料理でつなぐ郷土の味コロナ渦を生き抜くために

2020/11/11

　平成17年に開店し、今年で15年目を迎えることができました。

　地元のお客様にご愛顧いただき、和食料理をメインにご提供しております。

　お店を始めた時から商工会にお世話になり、記帳代行、決算指導、今後の経営について相談してきました。わからないことが多く戸惑うことばかりでしたが、いつも職員の方がわかりやすく説明してくれ、とても心強く思っています。

　昨年は消費税増税に加え軽減税率が導入され、軽減税率対象の商品はどのようなものなのか、帳簿をつけるときはどうしたら良いのかなど、様々な疑問があり不安でした。しかし、その疑問をひとつひとつ丁寧に説明してくれ、不安も次第に安心へと変わっていき、今は帳簿も注意しながらつけられるようになりました。

　今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休業を余儀なくされ、苦しい時間が続きました。4月の売り上げは前年同月比で7割減、5月、6月も予約の無い日々が続きました。そこで、これからの経営維持のためにテイクアウトを開始、その作業効率化と省エネ化のためのインバーター制御付冷凍冷蔵庫を購入しようと思い、持続化補助金の申請をしました。

　補助金申請の計画書作成では指導員の方がとても丁寧にアドバイスをしてくれ、無事に申請が採択されました。コロナウイルスの影響で大変な時期でしたが、商工会職員の皆さんのおかげで、もう一度頑張ってみようという気持ちになれました。

　また、昨年好評いただいた「里山もみじ御膳」では新しいお客様も増え、嬉しい限りです。今年も10/31（土）までコロナ対策をしっかり行い「里山もみじ御膳」を実施しておりますので、ご予約お待ちしております。

　休業などで苦しい時もありましたが、現在は補助金等の活用により、徐々に通常の営業ができるようになってきました。まだこれからもコロナの影響が続くと思われますが、こういう時だからこそ、地域の皆さんとの繋がりを大切にし、お客様への感謝の気持ちを忘れずに乗り越えていきたいと思います。